熟睡のポイント

【雑音を遮断】耳栓で快適な眠りを手に入れよう

女の子
女の子
せっかく早寝早起きする気になったのに、となりの部屋の人がうるさくて眠れないよー
みきや
みきや
それは災難だね
睡眠用の耳栓って知ってる?

あなたの睡眠環境はいかがですか?

睡眠を妨げてしまう要素の1つに「雑音」の存在があります。

温度や湿度ならばエアコンなどの電化製品で調節できます。

外から差し込む電灯の光が邪魔ならば遮光カーテンを使えば解決します。

ですが、音に関しては防音室でも作らなければ無くすことができません

それでは音を無くす現実的な方法はないのでしょうか?

そんなことはありません。

寝室全体を無音にすることは難しいですが、耳栓をすることで音を聞こえなくすることはできます。

雑音が無くなることで眠りにつきやすくなることはもちろん、睡眠中の脳にとっても余計な負担が無くなります。

この記事では雑音と睡眠の関係についてお話しします。

寝室の環境を整えることで、睡眠の質を向上させましょう。

耳は良くも悪くも高性能

音は眠りを妨げる

眠りにつくためには、睡眠モードへと脳を切り替え、身体をリラックスさせる必要があります。

ところが雑音は、この睡眠モードを妨げてしまいます。

目覚まし時計を考えてみると分かりやすいのではないでしょうか?

目覚まし時計で起こす仕組みはずばり音、それも「不快な音」です。

つまり音は睡眠モードから覚醒モードへと切り替えさせるもの、言い換えると眠りを妨げるものなのです。

音が影響するのは、睡眠の時だけではありません。

音は日常生活にも大きく影響しています。

突然ですが、あなたは勉強や読書など集中したいときどのようにして環境を整えていますか?

勉強モードや読書モードに自然と入れて、周囲の事なんて全く気にならないという人も中にはいらっしゃるかもしれません。

ですが、そうでない方の場合はイヤホンでBGMを流したり図書館に行ったりすると思います。

このとき集中力と大きく関係しているのが「音」の存在です。

例に挙げた行動について考えてみましょう。

これらはいずれも雑音を遮断するための方法です。

つまり何気に「集中できるから」と行っていた行動かもしれませんが、実はそれらは「雑音を防ぐ」ために取っていた行動だったのです。

あなたの寝室は無音ですか?

あなたは「シーン・・・」という環境で眠りについていますか?

残念ですが、10人中9人以上の方の寝室は無音ではありません

眠れなかったり途中で目を覚ましてしまうほどの雑音に見舞われている方は少数かもしれません。

しかし道路に面した家に住んでいる、マンションで周囲の部屋の人が夜型の生活をしているなど、音はいくらでもあふれています。

さらには冷蔵庫をはじめ家電製品の動作音や、時計の秒針が動く音など、それらが本当に0と自信を持って言える方は一体どのくらいでしょうか?

雑音は睡眠の質を低下させてしまうことが分かっています。

そして世の中には、この雑音によって自覚無く睡眠の質が低下してしまっている方が少なからずいらっしゃいます。

あなたの寝室の環境は大丈夫ですか?

目を閉じると音に敏感になる

音程に集中して歌を歌っている時や、曲を真剣に聴く時など、音に集中したいときに目を閉じることはありませんか?

こちらの記事でも似たことに触れていますが、目は膨大な量の情報を脳とやり取りしており、脳はそれだけのエネルギーを消費しています。

目を休めることで脳は耳に対してより多くのエネルギーを使用することができます。

つまり音を敏感に感じ取ることができるようになります。

もちろん音楽に集中している時に耳が良くなることはうれしいことなのですが、いつもそうとは限りません。

もう推測できている方もいらっしゃるかもしれませんが、眠りにつく時、普通目を閉じますよね。

真っ暗で身体も動かしていない状態でいると、さっきまで気にも留めていなかった小さな音も気になってきませんか?

そのうえ夜は遠くの音も響きやすいです。

敏感な耳で聞きたくない音まですべてに反応していては、いつまで経っても眠りにつけません。

耳栓で快適な眠りを獲得する

耳栓が眠りの質を向上させる

ここまでお話ししてきたように、人間の耳は良くも悪くも高性能です。

そのうえ夜になり眠りにつくために目を閉じると、普段以上に周囲の音に敏感になってしまいます。

音が気になって眠れなくなってしまった経験、誰にでも1度はあるのではないでしょうか?

そのような問題を簡単に解決する方法こそが睡眠時に耳栓をつけて寝るということです。

目を閉じるのと一緒に耳も閉じることで、周囲の雑音をシャットアウトすることができます。

それにより眠りを妨げる音という要素が無くなり、スムーズに眠りにつくことができます。

さらに耳栓の効果は眠りにつくときだけに留まりません。

夜中に目が覚めてトイレに行こうとしたら、となりで寝ていた人が身体を動かしだして「もしかして起こしてしまった?!」とドキッとした経験はありませんか?

実は人は睡眠中もずっと周囲の音を聞き続けています。

となりで寝ていた人は無意識の中であなたのゴソゴソに反応してしまったのです。

このとき、その人の睡眠はあなたの発生させた雑音によって浅くなってしまっています。

とどめとなるような雑音を起こしてしまえば、きっと覚醒してしまうでしょう。

このように睡眠中も周囲の音は眠りの質に大きな影響を与えています。

一見問題なく眠りにつけているという方でも、もしかしたら知らず知らずのうちに夜中の雑音で睡眠の質が落ちているかもしれません。

耳栓は無意識の中の雑音も含めて防いでくれます。

100均でもどこでも売っているアイテムで睡眠の質の向上が期待できるので、実践してみる価値はありそうです。

相性のいい耳栓を探そう

今100均でもどこでもあると言ってしまいましたが、耳栓の恩恵をしっかりと受けるためには、耳栓選びは重要かもしれません。

というのも睡眠において大切なことは自然にリラックスできることです。

耳栓をつけるということは耳の中に異物を入れるということですから、少なからず違和感を感じることでしょう。

特に普段から耳栓やイヤホンをつける習慣のない方にとっては、耳栓をつけることそのものが気持ち悪く感じてしまうかもしれません。

慣れてしまえば問題ないかもしれませんが、違和感で眠りにつきづらくなったり睡眠の質が低下してしまったりしては本末転倒です。

幸いなことに、耳栓をすることで睡眠の質を向上させることができるということはよく認知されています。

そのため世の中には睡眠用の耳栓というものが存在しています。

睡眠用の耳栓は、遮音性が高く寝返りなどで外れにくいように工夫されているのが特徴です。

また商品によって、人工工学に基づいてフィット感を追及していたり雑音の中でも高音域や低音域の遮音に特化していたりするものもあります。

ひとまとめに耳栓と言っても、とても奥が深いのですね。

人によって耳の形は千差万別ですから、まずはあなたに合った耳栓を見つけること、これが快適な眠りを手に入れるためには重要です。

目覚まし時計の音は聞こえるの?

ところで耳栓をしていたら目覚まし時計の音は聞こえなくなってしまわないのでしょうか?

答えとしては心配は要りません。

というのも耳栓の制作において、いくら雑音でも目覚まし時計レベルの音の遮音は想定していません。

前半で挙げた車の走行音・隣人の生活音・電化製品やアナログ時計の動作音など、どれも日常生活では気にならないけれど就寝時になると気になるという音だと思います。

不安であれば目覚まし時計の音量を少し上げておいてもよいかもしれません。

ですが雑音はブロックしていても、近くで鳴らしている目覚まし時計の音は聞こえるはずなのでご安心ください。

睡眠の質を左右するもう1つの要素

ここまで雑音の睡眠への影響についてお話ししてきました。

睡眠の質に影響を与える要素として、大きなものには音の他に「光」の存在があります。

人が昼行性の生物であることからも分かるように、光には身体を覚醒させる力があります。

活動中には光は有難い存在であり、実際朝日の光を浴びることで体内時計も整えられます。

しかし明るい寝室では気持ちよく眠りにつくことはできませんよね。

そのうえ音と同じように、睡眠中の余計な光は眠りの質を低下させる原因となります。

昔から太陽の光は人々の生活の中心にありました。

今の世の中には人工の光が溢れかえっていますが、それらの光に睡眠リズムを乱されてしまうのではなく、上手に光と付き合うことが重要です。

目にはアイマスク?

耳には耳栓ならば、目にはアイマスクをすると良いのではないか?

そのようにお考えになられた方もいらっしゃるかもしれません。

でもその必要はありません。

確かに飛行機などで眠りたい場合にはアイマスクは有効です。

しかし一方で寝室は暗くすることができます。

耳栓は寝室を防音室にでもしない限り外部の音を無くすことができないために必要でしたが、外部の光は遮光カーテンなどで遮ることが可能です。

もちろん遮光カーテンが用意できないなど、環境によってはアイマスクを利用したほうが良いこともあるかもしれません。

ですがそうでない場合にはアイマスクは使用せず、よりリラックスできるフリーな状態で眠りについた方が良いのではないでしょうか?

光で起こす目覚まし時計

先ほど耳栓をしていても目覚まし時計でおきられるのかという話をしましたが、それを根本から覆す「光で起きる目覚まし時計」というものがあることをご存知でしょうか?

実は、音は本当は最適な目覚め方ではないのです。

目覚まし時計の音を思い出してみてください。

ジリジリというベルの音やピピピピという電子音など、不快な音が多いことに気づいていただけるはずです。

なぜこのような不快な音が採用されているのかというと、一言で言えば無理やり起こすためです。

最近はスマホのアプリが目覚まし時計として浸透したことで、好きな音楽や自然の効果音などで目覚める方も増えたかもしれません。

でもスヌーズ機能を最大限まで使って布団の中でくるまったりしてはいませんか?

どちらにしても音は不快な朝をもたらしてしまっていますね。

それを解決してくれる画期的な商品こそが光目覚まし時計です。

実はこの記事を書いているみきやも「inti4(インティフォー)」という光目覚まし時計をもう2年近く使用しています。

昔、目覚まし時計なんて存在していないような頃、人々は太陽の光で起きていました。

このことからも分かる通り、光で起きるということは、昔から人々に馴染んだ最も自然に目覚められる方法だったのです。

まとめ

耳栓で雑音をシャットアウトすることで、快適な眠りを獲得しましょう。

ただし耳栓は使い慣れていない人にとっては違和感となる可能性もあります。

それが原因で睡眠の質が低下してしまっては元も子もありませんから、自分の耳に合った心地の良い耳栓を見つけましょう。

また光で起床することで快適な朝を迎えることができます。

それは人間にとって最も自然な目覚め方だからです。