なんだか寝た気がしないな~
切り替えて、悪い感情をあまり引きずらないようにね
突然ですが、「熟睡」したことありますか?
ほとんどの方は「はい」と答えられるのではないでしょうか?
では、最近「熟睡」出来てますか?
眠りの質は日中のパフォーマンスに直に影響します。
そういえば最近寝れてないなと感じた方、今が変わるチャンスです!
眠りの準備って、実は朝起きた時から始まっています。
朝を変えれば夜が変わります。
朝を変えれば人生が変わります。
同じ時間に起きることが重要!
なぜ?
人は人生の3分の1近くの時間を睡眠に費やしています。
そんな睡眠の時間を有意義なものにするために大切なことは朝を大切にすることです。
特に起床時刻を一定にするということには、大きな意味があります。
それは、起きた時刻が眠たくなる時刻を決めるからです。
人間は朝起きて活動を始めるとき、「セロトニン」というホルモンを分泌します。
このホルモンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、その名の通り幸せをもたらしてくれます。
具体的にはストレス解消の促進や充実した1日を送るサポートの手助けとなる働きをしてくれているホルモンです。
そしてこのホルモン、1日幸せをもたらしてくれたあと、夜になると「メラトニン」というホルモンに変化します。
実はこの「メラトニン」が熟睡には重要なのです。
メラトニンは別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
自然な眠気を呼び起こし、スムーズな入眠を促す働きがあります。
つまり熟睡をする為には睡眠ホルモン「メラトニン」が必須なのです。
ここで注意なのですが、先ほど幸せホルモン「セロトニン」は夜になると「メラトニン」に変わると言いましたが、正確には14~16時間後に変化します。
すなわち、朝「セロトニン」を分泌した時刻が眠たくなる時刻を決めるのです。
逆に言えば、昼までベッドでゴロゴロして遅い時間になってからセロトニンの分泌が始まると、メラトニンに変化する時刻も遅くなり夜型生活になりかねません。
まとめると、毎朝同じ時刻に起床しセロトニンの分泌を促すことで、夜には自然と眠たくなり、健康的な生活習慣とともに熟睡が得られるのです。
休日こそ早起きを!
「セロトニン」→「メラトニン」の安定したサイクルをつくるためには、毎日同じ時刻に起きることが重要だとお話ししました。
これは休日も例外ではありません。
むしろ休日こそ早起きをしていただきたいのです。
月曜の朝が辛いという経験、ありませんか?
原因は日曜に夜遅くまで起きていたからではありません。
日曜の朝起きるのが遅かったからです。
起床時刻が遅いせいで、眠たくなる時刻も遅くなっているのです。
ちなみに日曜の朝ちゃんと起きるためには土曜の夜あまり遅い時刻まで起きていてはいけませんよね。
そして土曜の夜早く寝るためには…。
休日だからと言って生活サイクルを乱さず、平日と変わらない時刻に起きる大切さが分かっていただけたでしょうか?
またバイトなどの関係でそもそも夜型に偏った生活になっているという人は週末にこそ朝早く起きてリセットをしましょう。
人間の体内時計は25時間だと言われています。
つまり、何も考えずに日々生活していると、知らぬ間に夜型に傾いてしまいます。
そのまま1周して戻ってくれば良いかもしれませんが、大概の人は夜型に傾いた時点で固定されていますよね。
定期的に体内時計の狂いをリセットしておかないと、身体の不調や疲れの蓄積、様々な病気の発症リスクUPなど、多くの危険が待っています。
一度体調を崩すと、それが悪循環の始まりとなることもあります。
健康的な生活を送るためにも、睡眠をもう一度見直してみませんか?
朝日を浴びて良い寝つきをゲット!
先ほどご紹介した幸せホルモン「セロトニン」。
起床に向けた準備を身体がしている時にも一定量は生成されているため、朝遅くならないうちに起きるということだけでも睡眠には良い行為です。
ですが、このホルモンの分泌量が最終的にその日の眠りの質を左右します。
ということは、少しでも多くホルモンを分泌したいですよね。
そんな願いをかなえるのが朝日です。
セロトニンは2500ルクスを目安とした強さ以上の光を浴びることでより生成が促されます。
ここで出てきたルクスという単位は、目に入ってくる光の強さを表す単位です。
2500ルクスと言われてもピンと来ないと思いますが、明るいイメージのあるコンビニ、あれで1500ルクスほどです。
それだと身近に2500ルクス以上の光なんてあるのかと思われたかもしれませんが、太陽の光がその答えなのです。
太陽の光は桁違いの強さの光を発しており、決して真夏の太陽ではなくても、曇りの日の朝の太陽でもセロトニンの分泌に十分な光量を持っています。
光はぱっちり目覚める為にも有効に働いてくれます。
朝起きたら体の目覚めもかけて散歩に出歩くも良し、そこまではなかなか出来ないという方は窓際での朝食を習慣にしましょう。
朝日やセロトニンについてもっと詳しく知りたい方はこちらも合わせてチェック!
ルーティーンをつくろう
ここでのルーティーンとは、朝起床後のルーティーンです。
もちろん毎朝同じ時刻に起きるというルーティーンも大切にしてください。
加えて言えば、毎朝のルーティーンが睡眠のルーティンを安定させることにも繋がります。
1つは朝日を浴びることです。
これを最も大切にしていただきたいです。
朝のこの時間を大切にすることで1日の生活が変わります。
勉強や仕事の能率がアップし、人生にもプラスに働きます。
続いてトイレや歯磨き、朝食や新聞を読むなどの習慣を毎日同じにしてみましょう。
既にそうだという方もいらっしゃるかもしれませんが、これらの行動をルーティーン化しておくことで、朝ベッドからなかなか出られないということも減るのではないでしょうか?
湯船に使ってリラックスは夜の方がおすすめですが、シャワーでさっぱりするなどの習慣を組み込むのも良いかもしれませんね。
このルーティーンを組む際には、ぜひ自分のしたいことを1つ入れておきましょう。
例えば、1杯のティータイムやニュースのあるためになるコーナーなどです。
これらが起床の後押しになってくれ、起きられないという悩みとはさよならできますよ。
この自身にとっての楽しみの時間をつくることは、ベッドから出られないことや二度寝の悩みだけではなく、そもそも目覚まし時計に気づかないことや寝坊の悩みの解決も期待できます。
寝ている間も脳は完全にストップしているわけではありません。
起床時刻に近づくにつれ、身体が起きるための準備をしているのですが、そのとき朝の楽しみがあることで脳が活発に働いてくれ、準備がしっかりとされます。
すると目覚めも良くなります。
普段は全然起きられなかったけれど、遠足の日だけは跳び起きたなんて経験ありませんか?
それと同じですね。
レム睡眠やノンレム睡眠が…といったことを意識するのも良いですが、もっと簡単に考えた方が良い効果が得られることもあります。
1日の良いスタートを切るルーティーンを作って、毎日充実した日々をゲットしましょう。
まとめ
体内時計は毎日朝日でリセットしましょう。
朝日はみんなに平等に降り注いでいます。
昼まで布団の中にいて朝日を浴びないのは、時間的にも健康や人生的にももったいないです。
就寝時刻が日によって多少変わってしまっても、実際そんなに問題はありません。
しかしそんな場合でも起床時刻は一定に。
これがあなたの人生を成功に導くカギです。