コンビニでエナジードリンク買ってこよっと
あなたは普段コーヒーやエナジードリンクをどのくらい飲んでいますか?
これらの飲み物に含まれているカフェインが眠気覚ましに効果的であることはご存知の方も多いはず。
でもカフェインの取り過ぎは身体に害であるなどと聞きますよね。
というのもカフェインは多く摂取すればするほど効果が強くでるわけではありません。
また摂取後、効果の表れ方には特徴があります。
ですからその特徴を知り、パワーが欲しい時に最も強く表れるように逆算して飲むことが要です。
この記事ではカフェインのおすすめの摂取方法に加えて、カフェインの持つ様々なうれしい効果についてもお伝えします。
カフェインと上手に付き合い、無駄なうたたねを防ぎましょう。
そして夜の睡眠の質を向上させましょう。
目次
コーヒーは昼までにしよう
覚醒作用が睡眠の妨げに
カフェインについて、ここでは代表的な飲み物としてコーヒーで考えていきましょう。
さっそくですが、あなたはコーヒーをどんな時に飲みますか?
一息休憩をつきたいときや、この後の仕事や勉強を頑張るために眠気を吹き飛ばしたいときかもしれませんね。
もう既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用があります。
これが眠気覚ましとして重宝されるのですね。
でもこの覚醒作用の持続時間ってどれくらいか知っていますか?
知らずにカフェインを摂取していると、夜の睡眠を妨げることになってしまいます。
寝つきの悪いそこのあなた、もしかして原因はカフェインかもしれませんよ?
意外と長い効果の持続時間
なんと覚醒作用の持続時間は8時間以上もあります。(効果は時間とともに薄れていきます)
つまり朝飲めば仕事中ずっと、昼の休憩時に飲めば家に帰宅してもまだ効果が残っているかもしれません。
そして注意していただきたいのが、効果が効き始めるまでに要する時間です。
ホットコーヒーであれば30分後くらいから、アイスコーヒーであれば1時間後くらいから効果が表れると言われています。
これまで夕方に一服していたという方は注意が必要です。
コーヒーを初めとするカフェインの摂取は昼頃までを1つの目安にしましょう。
カフェイン摂取の1つのおすすめは昼食後です。
午後に備えて軽く昼寝をする方もいらっしゃるかもしれませんが、それは1杯楽しんでからにしましょう。
ちょうど仮眠を終えた頃からカフェインの覚醒作用が表れ、午後のパフォーマンスを向上させてくれると思いますよ。
飲みすぎは身体に害
カフェインの取りすぎは身体に良くないと聞いたことはありますか?
実際カフェインの取り過ぎによる頭痛や胃痛を経験した方もいらっしゃるかもしれません。
カフェインには今お話ししたように覚醒作用があり、上手に利用すれば良い効果を与えてくれます。
しかし一方で多量の摂取には、頭痛や胃痛・めまいなどの身体の不調を引き起こすリスクがあります。
また集中力を低下させたり、イライラさせたりする原因になることもあります。
カフェインの摂りすぎで死亡するというのはよほどのことがない限りありませんが、カフェインを乱暴に扱っているとあり得ないとも言えません。
目安としては、コーヒーであれば1日2、3杯程度であれば全く問題はありません。
これらの副作用を防ぐためにも、コーヒーは昼頃までを1つの基準にしておくと良いかもれませんね。
これなら朝と昼の両方飲んでも1日2杯で健康的にカフェインと付き合えますよ。
カフェインの眠気覚まし以外の効果
集中力向上・記憶力向上
カフェインの過剰摂取は身体に害だなんて少し怖い話をしてしまいましたが、適量を守れば何も怖くありません。
それどころか、カフェインには覚醒作用だけにとどまらない、様々な効果があります。
まず初めに紹介したいのが、集中力の向上・記憶力の向上が期待できるということです。
カフェインを摂取したとき、目が冴えるのと同時にやる気もみなぎってくるように感じたことはありませんか?
これはカフェインが覚醒作用を起こすとき、中枢神経を刺激していることと関係しています。
中枢神経は人間の身体中に巡らされている無数の神経の中で中心となる脳と脊椎の大きな神経を指します。
木で言うところの幹のようなイメージですね。
この神経が刺激されることで脳が覚醒され、集中力や記憶力が高まるのです。
血流促進作用
続いてのうれしい効果が血流促進作用です。
確かに血の流れが悪いと身体によくなさそうだけど、血流促進と言われてもピンと来ないかもしれません。
具体的には、血流が向上することで新陳代謝が良くなります。
体内の老廃物の排出が効率的に行われることで健康的な身体を維持できるほか、ダイエット効果も期待できます。
また血流が良くなることで平熱の体温が上がり、免疫力の向上にも繋がります。
なお体温と免疫力の関係性については、合わせてこちらの記事もご覧ください。
眠気覚ましのコーヒーが元気な身体作りにも一役買っていたなんて驚きですね。
リラックス効果
カフェインにはリラックス効果まであるってご存知でしたか?
神経を刺激して、覚醒させて、何だかリラックスとは正反対のように思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
カフェインでリラックスできる理由の1つは今お話しした血流促進作用と関係があります。
血流が促進され新陳代謝が良くなることで、疲労の軽減を感じることができます。
そしてカフェインと言えば代表的な飲み物にはコーヒーがありますが、香りを嗅いでいると何だか落ち着いてきませんか?
コーヒーの香りにはストレス軽減の効果があり、これは身体のリラックスに繋がっています。
つまりコーヒーには体力面と精神面の両方から身体をリラックスさせてくれる効果があるのです。
カフェイン中毒には注意
耐性ができる
先ほどカフェインの取りすぎには注意する必要があるとお話ししましたが、それには訳があります。
というのも毎日カフェインを摂取していると、耐性ができ覚醒作用などの効果が薄まったように感じることがあります。
インフルエンザのなどワクチンを打ちウイルスに対する耐性ができるのはうれしいですが、カフェインに対する耐性は残念ながらうれしくはありませんね。
ですから間違っても最近効果が薄いなぁと摂取量をむやみに増やしてはいけません。
余計に耐性が強くなってしまい効果が感じられなくなるばかりか、身体に害を及ぼす危険性があります。
量を増やしても効果が強くなるわけではない
カフェインの効果が最大限に表れる量には個人差があります。
年齢や性別・体格によってカフェインの吸収量が異なるためです。
今お話ししたように、量を増やしても効果が強まるのではなく耐性が強まるだけです。
前よりも効果が薄まったと感じる場合には、カフェイン耐性がついてしまったことを疑い、摂取量を見直してみましょう。
適量を摂取を守ることでカフェインのプラスの恩恵を受けることができ、仕事などのパフォーマンスアップにつながることでしょう。
カフェインに飲まれないで
カフェインを過剰摂取してしまう原因には、耐性により効果が感じられなくなってしまう他にも、カフェインの持つ依存性があります。
「目がぱっちりで仕事が捗った」など一度カフェインの恩恵を実感すると、病みつきになってしまうかもしれません。
カフェインはお酒と同じで適量を楽しむ分には何も問題はありませんが、その依存性を知ったうえで過剰摂取にはくれぐれも注意する必要があります。
なお既に依存しているかもしれないと自覚のある方、急に摂取をやめるのは控えましょう。
習慣を急に断ち切ると、頭痛などの症状が表れる恐れがあります。
時間をかけて少しずつ量や回数を適量まで減らしていくことで、身体に負担をかけずに依存から脱却することができます。
まとめ
カフェインには眠気覚ましの効果があり、昼にコーヒーなどカフェインを摂取すれば午後も活発に活動することができます。
また日中にしっかりと活動し適度な疲労感を感じることで、夜の睡眠の質も高まります。
カフェイン摂取の適量には個人差がありますから、まずは自分にあった量を知ることが大切です。
カフェインと上手に付き合うことで仕事や勉強の効率をアップさせ、充実した日々を送りましょう。