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ダイエットには食事?運動?それとも・・・【睡眠の重要性】

女の子
女の子
食事制限をしてみてもリバウンド、運動を頑張ってみてもリタイア。
私にはダイエット向いてないのかな?
みきや
みきや
そんなことはないよ
でも、先に「痩せやすい身体」を作ることが大切かもね

幾度となくチャレンジを続けてもダイエットに失敗してしまうとお困りの方。

その原因は痩せにくい体質にあるのかもしれません。

他の人と同じように食事制限や運動を頑張っても効果に差があるなんて嫌ですよね。

体質を変えると言っても難しいことはありません。

ホルモンの正常な分泌を促すことで、体質の改善が期待できます。

この記事では、睡眠を見直すことでホルモンバランスを整え、痩せやすく太りにくい身体

作るためのアドバイスを紹介しています。

睡眠の乱れに心当たりはありませんか?

睡眠の質を上げることで、ダイエットをサポートしてくれるホルモンの正常な分泌が促されるほか、別のダイエットの効率アップも期待できますよ。

太りにくい身体を作ることの重要性

痩せない原因は体質にあり

いくら食べても太らない人っていますよね。

太らない体質なのかな~?太らない家計なのかな~?と羨ましく感じたことがあるかもしれません。

もちろんそのような要素もあるかもしれませんが、太りやすさは生まれつき遺伝のみで決まるものでもありません。

実は体質は普段の生活の中で形成されていきます。

そして体質は生活習慣が変わると変化します。

もちろんそれは良い方向にも悪い方向にも。

つまり体質を変え太りにくい身体を作ることができれば、あなたのダイエットはほぼ成功したようなものなのです。

ダイエットは辛いものではない

ダイエットって辛いものだと思っていませんか?

苦労して頑張っても、すぐにリバウンド。

そもそも目に見えて変化が表れるのに時間がかかり挫折してしまう。

そんな状態ではダイエットが嫌いになってしまっても無理はありません。

それでも何とか痩せたいという思いでこの記事に辿り着いてくださった方ありがとうございます。

そんな方へ、ダイエットを完全に諦めてしまう前にお伝えしておかなければならないことが1つあります。

それはダイエットは辛いものではないということです。

今お話ししたように、体質によって痩せやすさは変化します。

これまでのあなたは痩せにくい身体のまま、そのハンデを努力で補って頑張ってきたのかもしれません。

まるで徒競走で1人だけ重いタイヤを引きずっているかのように。

でもそんな辛いダイエット生活も今日までです。

今のあなたはもう邪魔なタイヤの存在に気づくことができています。

後はこの記事を参考にしていただき、実践するだけです。

これからは頑張ったら頑張った分だけ痩せましょう。

食事を楽しめるようになる

太りにくい身体の作り方を紹介する前に、もう1つだけ勘違いを正しておきましょう。

ダイエットと言えば食事制限を想像する方が多いと思います。

痩せるには食事制限が必要不可欠で、スリムな体型を維持するためには、食事制限を続けなければいけないと思ってはいませんか?

体質を改善し食べても太りにくい身体を獲得することができれば、そのような問題は無くなります。

それは食事の時間を楽しめるようになることを意味します。

食事は肥満に怯えながら質素に済ますものではありません。

人生において重要な意味を持つ食事であなたの未来を変えましょう。

太りにくい身体を作る鍵は「睡眠」

睡眠の取り方で体質は変化する

ここからは効率的に痩せるための、具体的な体質改善の話をしていきます。

早速ですが、どうして太りにくい体質や太りやすい体質があるのでしょうか?

それには身体の中で分泌されるホルモンの影響が関係しています。

ダイエットと関わりのあるホルモンとして、例えばこのようなホルモンがあります。

食欲をコントロールするホルモン、ストレスをコントロールするホルモン、代謝をコントロールするホルモン。

満腹中枢を刺激するホルモンの分泌が促進されると食欲が抑えられるが、食欲中枢を刺激するホルモンの分泌が活発になると過食になってしまう。

ストレスを抑制するホルモンの分泌が促進されるとおいしく食事をすることができるが、抑制されるとストレスを溜めこみ暴飲暴食に走ってしまう。

基礎代謝を上げるホルモンの分泌が促進されると食べたものは栄養となり適切に身体に吸収されるが、抑制されると脂肪となり肥満の原因をつくってしまう。

このように、ホルモンの分泌によってあなたの身体は良くも悪くもコントロールされているのです。

あなたが食べ過ぎてしまうのは、何も甘えなんかではありません。

ホルモンが悪さをしているだけなのです。

大切なことはダイエットを手助けしてくれるホルモンの分泌を促進させることです。

そこで鍵となるのが「睡眠」です。

睡眠と各々のホルモンの関係は難しいうえに1つずつ話していくと長くなってしまうので割愛しますが、簡単に言えば質の良い睡眠をとることが太りにくい身体を作るホルモンの分泌促進に繋がります。

逆に就寝時刻が不規則だったり睡眠時間が短かったりするような生活を続けていると、太りやすい身体になってしまいます。

まずは睡眠時間を確保しよう

睡眠の質を向上させるためにまず初めにすべきこと、それは十分な睡眠時間の確保です。

もちろん睡眠の質は睡眠時間だけで決まるものではありません。

それどころかこのサイトでは、別の記事で量よりも入眠後最初の90分間の質を上げることが重要だとお話ししています。

その通りなのですが、現在まともに睡眠時間も安定して確保できていない方の場合、まずは時間の確保が先です。

それに睡眠時間を確保するということは難しいことではなく、今日から始められます。

また夜中まで起きていると、空腹を感じて無駄な夜食をしてしまう原因にもなります。

睡眠時間を犠牲にした生活を断ち切り、人生の約3分の1を占める睡眠の重要性について考え直しましょう。

ホルモンの分泌にも十分な睡眠時間が必要不可欠です。

人によって最もパフォーマンスの向上する睡眠時間には差がありますが、1つの目安として7時間程度の睡眠時間を確保しましょう。

こんなことを言うと、仕事や勉強が忙しく24時間のうち睡眠時間にそんな時間を割けないという声が聞こえてきそうです。

でもあなたは本当にその睡眠時間で仕事や勉強を集中して出来ていますか?

睡眠時間をしっかりと確保し元気な朝を迎えることで、同時に仕事や勉強の効率もアップさせましょう

自律神経を整えよう

睡眠時間はしっかり確保できそうだという方向けに、もう1つレベルアップして挑戦していただきたいのが自律神経を整えるということです。

自律神経を整えるというと難しそうですが、やることはいたって単純です。

食事・入浴・睡眠などを毎日同じ時刻に行う。

たったこれだけです。

毎日行うこれらの行動を安定させることで、身体は「そろそろ食事の時間だ」「そろそろ寝る時間だ」と分かるようになります。

すると、その時間帯になると勝手に食べ物の消化・吸収を促進するホルモンが分泌されたり、睡眠モードへと切り替えるためのホルモンが分泌されたりするようになるのです。

これこそが自律神経が整った状態です。

1度リズムが整うと、適切な時間帯にホルモンが分泌されることで、適切に空腹や眠気を感じることができるようになります。

初めだけは少し頑張る必要があるかもしれませんが、このように習慣化することで自然に質の高い睡眠が得られるようになります。

ただし1つだけ注意していただきたいのが、仕事や学校が休みの日であったもそのルーティーンを崩さないということです。

休日くらい午前中はゆっくりしたいなどという方もいらっしゃるかもしれませんが、それはNGです。

月曜日の朝が辛くなる原因にもなりますよ。

質の良い睡眠で得られるメリット

食事の乱れが防げる

睡眠の質を向上させることで得られるメリットはたくさんあります。

ここでは、その中でもダイエットに関連のある事柄についてお話ししていきます。

まずは食事の乱れが防げるということについてです。

自律神経が整い睡眠の質が向上することで、食欲をコントロールするホルモンの分泌が促進されます。

これにより「満腹だ」「空腹だ」という脳への信号が正常になり、過食を防ぐことができます。

なお食事の乱れというとまず想像されがちなのは間食や夜食による乱れですが、最も重要なのは朝食です。

というのも朝食の時間帯が遅かったり、ましてや食べなかったりすると、昼食や夕食の時間帯や食べる量にも悪影響を及ぼしてしまいます。

朝食の重要性についてはこちらの記事で詳しく解説していますが、朝食をとるためにはそもそも朝しっかりと起きれなければなりません。

そのためには睡眠時間を確保するとともに、質を高めて十分な休息を得ることが大切です。

やる気が出る

睡眠不足で目も半分閉じたような状態のまま朝を迎えても、充実した1日を送ることはできませんよね。

次の日に持ち越した疲れは体力面でも精神面でも悪影響をもたらします。

逆に熟睡できた場合を考えてみると、体力面での回復はもちろんですが、精神面でも最高の状態で朝を迎えることができます。

というのも睡眠中に分泌されるホルモンの中にはストレスを軽減・コントロールしてくれる役割を持つものもあります。

質の良い睡眠でこのホルモンの恩恵を受けることができると、前向きに生活することができます。

ストレス耐性も高まり、メンタル面でも強くなるのです。

きっと仕事や勉強もはかどり、プラスの影響を与えてくれるはずです。

生活が好転することでやる気も出るようになり、運動やジム通いなど、他のダイエットを始めてもうまく長続きする確率が高まりますよ。

実は寝ているだけでカロリーは消費されます

睡眠中ってなにもしていないように見えて、ホルモンの分泌をはじめ様々なことが行われています。

その中の1つがカロリーの消費で、健康的な生活を送っている方の場合1日あたり300kcal(※)の脂肪が消費されています。(※)https://fytte.jpより

300kcalのカロリー消費がどの程度なのか想像のつかない方は、一度これだけのカロリーを消費するためにはどんな運動をどのくらいの時間する必要があるのか調べてみてください。

睡眠をしっかりと取ることがダイエットに繋がっているなんて驚きですね。

まさに「寝る子は痩せる」です。

逆に睡眠時間を削った場合にはこのカロリー消費のチャンスを逃すことになります。

そればかりか、夜遅くまで起きていると空腹を感じつい夜食をしてしまう原因にも。

このような面からも睡眠は重要なものだと理解していただけるはずです。

まとめ

食事に関するダイエット、運動に関するダイエットなど世の中にはたくさんのダイエット方法がありますが、それらを実践する前にまずは睡眠を見直すことが重要です。

というのも睡眠には他のダイエットの効果を高めてくれる、サポートしてくれる様々な効果があります。

不規則な生活や睡眠不足にはくれぐれも注意しより良い睡眠を得ることで、あなたのダイエットも人生も充実することでしょう。