実は就寝前のスマホって身体にとても悪影響なんです。
気分や肌の調子が良くないと感じることはありませんか?
それ夜のスマホが原因の可能性があります。
そんなこと言われても、やめられない??
いいえ、大丈夫です。
だって夜絶対にスマホでしなければならないことなんてありますか?
そうでなければ、今日からそのスマホの習慣を変えましょう。
だらだらと時間つぶしにいじっていたスマホをやめることで、空いた時間を有効活用できるようになります。
またスマホが睡眠にもたらしていた弊害が無くなり、睡眠の質の向上が期待できます。
さらには睡眠の質の向上による、うれしい副作用の連鎖も得られるかもしれません。
目次
睡眠の質が低下する
脳を興奮させる
就寝前のスマホが危険な理由の1つとして、睡眠の質を低下させることが挙げられます。
というのもスマホをいじるというのは能動的な行動です。
テレビのように自動的に流れている映像を見るのとは異なり、スマホは自らの指で次の動作を指示します。
これが交感神経を優位にさせ、睡魔を遠ざける原因となるのです。
なかでもゲームは最悪です。
ゲームは交感神経を優位にさせるのはもちろん、心拍数を増加させ、脳を興奮させます。
眠りにつくためには身体をリラックスさせ副交感神経を優位にすることが大切ですが、ゲームはまさにその真逆の行動であると言えます。
ブルーライト
またスマホのようなディスプレイが発する光も睡眠の質を低下させる原因となります。
ブルーライトって聞いたことありますか?
ブルーライトをカットするフィルムや眼鏡で聞いたことがあるかもしれません。
そのような商品の存在から、ブルーライトは身体によくないものだというイメージをお持ちの方も多いかと思います。
でも実はブルーライト自体は怯えるほど危険な光ではありません。
むしろ朝はブルーライトを積極的に浴びるべきだと言えます。
というのもブルーライトには脳を覚醒させる作用があります。
起床後なかなか活動モードのスイッチが入らないと感じている方、スマホのディスプレイから発せられるブルーライトを浴びることで解消できるかもしれませんね。
ですがこの覚醒作用、逆に考えると、当たり前ですが就寝前には悪影響です。
特にスマホは画面と目の距離が近いため、良くも悪くも影響を受けやすいのです。
夜型生活を呼び寄せる
友達とのメッセージのやり取りが長引いてしまった。
少しきりが悪くて、ゲームをいつもより長くやりすぎてしまった。
そのようなことが原因で就寝時刻が遅くなってしまった経験はありませんか?
1日くらい問題ないと軽く考えているかもしれません。
しかしその考えは甘いです。
就寝時刻が狂うと起床時刻にも影響を与え、簡単に生活習慣が乱れてしまいます。
しかも人間の体内時計は24時間よりも長い周期だと言われており、一度夜型生活に陥ると元に戻すのは簡単ではありません。
小さい頃、
「ゲームは1日1時間って言ったでしょ」
「切り悪いからもう少しー」
と言ってゲーム機を没収されたりした経験はありませんか?
就寝時刻を過ぎてもスマホがやめられないのはそれと一緒ですよ。
能動的な行動であるスマホには、テレビなどと違い終わりがありません。
特定の時刻になれば番組が終了するのとは異なり、自らの意志でやめなければいつまででもできてしまいます。
つまりスマホは特に夜型生活の原因となりやすいのです。
必ずやめるという強い意志を持つのも1つですが、そもそも夜就寝前にスマホを触らなければ問題は解決します。
先ほどの交感神経やブルーライトのことを考えても、睡眠に悪影響な夜のスマホは避けましょう。
夜のスマホを控えるメリット
夜の時間を有効に使える
夜にスマホを使っている方、スマホでやっていることって具体的に何ですか?
SNSでしょうか?ゲームでしょうか?
たいていの場合、だらだらと特に重要でもないことではありませんか?
その無駄な時間、もっと有意義なことに使いましょう。
時間を有意義に使うためには、やりたいことをあらかじめ紙に書きだしておくことが効果的です。
もちろんスマホのメモ帳ではいけませんよ。
そしてやることが無くなったと感じたり、スマホに手を伸ばそうとしたときには、その前にまずは紙を見てみましょう。
そこには時間を有効活用するための手がかりが書かれているはずですよ。
睡眠の質が向上する
就寝前のスマホの使用を避けることで、覚醒作用や興奮作用などの悪影響を受けなくなります。
するとこれまでよりも寝つきが良くなったことに気づくはずです。
寝つきが良くなると、深い眠りが得られ、また身体がしっかり休まることで朝の目覚めも良くなります。
さらに朝からアクティブに1日を過ごすことは、より寝つきを良くすることに繋がります。
すなわちこのような生活が繰り返されることによって、睡眠の質はどんどんと向上していくことが期待できるのです。
うれしい副作用もたくさん
睡眠の質が高まることでこんなうれしい副作用も期待できます。
頭の回転が良くなる
1つに頭の回転が良くなるということが挙げられます。
今お話しした通り、質の高い睡眠が取れると、自然と起床時の目覚めも良くなります。
休息がしっかりと行われることで、「もう少し寝ていたい」と感じず、シャキッと1発で起きられるというわけなのですね。
それはつまり朝一から頭がフル回転できることを意味します。
朝はなんだかぼーっとしている時間がある。
1時間目の授業は頭に入って来なくて悩んでいた。
そんな悩みも解決できるかもしれませんね。
肌が綺麗になる
また1つに肌が綺麗になるということが挙げられます。
突然ですが、きれいな肌を獲得するために重要なことは何でしょうか?
高級な美容品でしょうか?
いいえ、正常な肌のターンオーバーがなされることです。
もちろんこれだけではありませんが、せっかく肌が持っている本来の機能、これが最大限発揮されるようにしてあげることが大切です。
そんな正常な肌のターンオーバーを促すためには、きちんと整った生活リズムが欠かせません。
生活リズムを整えると言えば…
睡眠習慣が大きく影響することは、もうよくご存じですよね。
以上「頭の回転が良くなる」「肌が綺麗になる」という2つの副作用を挙げましたが、もちろんこれだけではありません。
例えば、頭の回転が良くなることで勉強がはかどり、成績がUPする、という副作用のさらなる副作用もあるかもしれませんね。
睡眠を見直すことにこれだけのメリットがあると知ってしまったら、もう就寝前のスマホをやめない選択肢なんてありません。
でも日々の生活に密接に結びついたスマホ、やめられるか心配な方も多くいらっしゃるかもしれません。
そんな方のために、ここからはこれまでの習慣を変えるための方法について考えていきましょう。
どうしたらやめられるの?
スマホの存在を遠ざける
はっきりと言います。
手の届く距離にスマホがあるから、つい手が伸びてしまうのです。
視界に入るから気になってしまうのです。
通知音が聞こえるから確認せずにはいられなくなってしまうのです。
つまりスマホの存在を遠ざけることで、これらの誘惑を断つことができるのです。
物理的に距離を遠ざける
充電は遠くで行うようにしましょう。
まさかとは思いますが、寝室に充電器を置いていたりはしませんよね?
それは就寝前のスマホどころか、ベッドでスマホの元です。
ベッドでのスマホには、この記事で挙げた悪影響はもちろん、寝落ちという最悪の入眠しか待っていません。
ミュートにする
また通知音はミュートにしておきましょう。
あわせて、手帳型ケースを付けている場合を除いては、画面を伏せるようにおいておきましょう。
それにより、通知を確認する(したい)ということが無くなります。
通知の確認のために開いたつもりが気づいたら時間が経っていたということも防げるので、勉強中など集中したいときにも有効ですね。
意識的に我慢する
最後に、スマホを手に取る前に本当に今やらなければならないことがどうか、自問自答する癖をつけましょう。
勉強をまた明日やろうは良くないと言われていますが、返信は明日やろうでも良いのかもしれません。
重要なことは、自問自答により意識的に習慣を変えていくことです。
距離を遠ざけるのも、ミュートにするのも、またその習慣を続けるのも、結局は意識が重要な役割を果たします。
空いた時間ですることを考えておく
寝る前のスマホをやめることができたとして、空いた時間で代わりに何をすれば良いのでしょうか?
大切なことの1つとしては、リラックスできることをしましょう。
精神を落ち着けて、ゆったりとした時間を過ごすことが、良い眠りへと繋がります。
例えば読書はいかがでしょうか?
活字を読む良い機会でもあります。
ただし推理小説などの、わくわくしたり続きが気になるようなものは避けるよう気をつけてください。
ほかには、簡単なヨガも良いかもしれませんね。
こちらも心拍数を上げるような激しい動きは控えるようにしておきましょう。
習慣化させる
そして最も重要なこと、それは習慣化させることです。
三日坊主という言葉があるように、一番苦しいのは一番最初です。
ですが最初だけ我慢して乗り越えることが出来れば、その先には豊かな人生が待っていることでしょう。
辛さを感じず気にならなくなったら、それは新しい習慣が身についたという証拠です。
その日が訪れるまで、ぜひ諦めずに努力を続けてください。
まとめ
友達に引っ張られて夜遅くまでやり取りを続けてしまってはいけません。
むしろあなたが友達を引っ張ってスマホに依存しすぎない生活を共有しましょう。
現在の習慣を無理にやめようとする必要はありません。
新しい習慣にアップデートしていくことで、充実した人生にしていきましょう。