あなたの普段の睡眠時間はどれくらいですか?
睡眠時間は7,8時間くらいが適切であると言われています。
それくらい、もしくはそれ以上の睡眠時間を確保しているにも関わらず日中眠気を感じるという方。
もしかしたら毎日の睡眠時間や就寝時刻・起床時刻が安定していないことが原因かもしれません。
睡眠で重要なことは、たくさん眠ることだけではありません。
睡眠時間や就寝時刻・起床時刻が安定していることが大切です。
場合によっては、他の日に合わせて寝すぎない方が良いこともあるかもしれません。
安定した睡眠の重要性について考えていきましょう。
睡眠の質は覚醒状態を大きく左右させます。
良い睡眠で良い人生を手に入れましょう。
目次
安定した睡眠時間の重要性
寝だめはNG
毎日の睡眠時間は安定していますか?
特に平日と休日で睡眠時間が変わる人、多いのではないでしょうか?
こちらの記事で詳しく解説していますが、休日の寝だめは逆効果です。
せめて休日だけでも、時間の取れる日だけでも、少しでも多く寝た方が良いと思っていたかもしれません。
しかし睡眠時間は来週のために貯金するようなことはできません。
また逆に1週間分の借金を±0にすることもできません。
それよりも重視するべきは、睡眠時間を安定させることなのです。
それが生活リズムが整うことに繋がります。
生活リズムを整える
睡眠は人生の約3分の1の時間を占めており、生活リズムを作る重要な要素の1つです。
ところで睡眠時間の変動は、この生活リズムにどのような影響を与えるのでしょうか?
まず、日によって睡眠時間に差があると、身体の回復に差が出てきます。
毎日の睡眠時間が同じであれば、睡眠中身体はそれに合わせてリフレッシュし、起きる準備を行うことができます。
一方で毎日の睡眠時間が異なると、身体は起きるタイミングが分からず準備が出来ません。
それが原因で寝不足や寝すぎの日がでてきてしまうと、気持ちの良い目覚めが得られず、その日の生活に悪影響を与えてしまいます。
またその影響は夜に睡眠にとって負荷となって返ってきて、より眠りを狂わせることになります。
こうして睡眠時間の変動は日常生活に悪影響を与え、最終的には生活リズム自体を狂わせることになります。
さらには、不安定な生活リズムは睡眠の質を低下させる原因にもなりえます。
生活リズムを整えるためには、睡眠時間の安定性はとても重要なのです。
日中の眠気の原因は寝すぎかも?
寝不足で日中眠たくなるのは理解できるかと思います。
でも寝すぎが眠気を引き起こすとはどういうことなのでしょうか?
休日など、制限がなければいつまででも寝ていられるという方も多いかもしれません。
でもそのちょっとした寝すぎが生活リズムを崩す原因となります。
生活リズムが狂ってしまうと、睡眠の質が低下してしまいます。
すると、いくら長く眠っていても身体が全回復しません。
充分な睡眠時間を確保したつもりの日でも、実際には身体の回復が不十分で、それがもっと寝たいと感じる原因になっているのかもしれません。
安定した就寝時刻・起床時刻の重要性
睡眠の質を高めるために大切なこと、それは睡眠時間だけではありません。
もちろん睡眠時間を安定させることは大切ですが、同じ睡眠時間だからといって就寝時刻や起床時刻が日々異なるのは良くありません。
就寝時刻や起床時刻が異なるということは、日によって1日の起きている時間の長さが変わるということです。
就寝時刻を安定させる
例えば就寝時刻が毎日違っていると、身体は何時に向けて就寝モードへと切り替える準備を始めれば良いのか分かりません。
こちらの記事でもお話ししていますが、睡眠全体の質は就寝後初めの90分間の眠りの質に大きく左右されます。
つまり睡眠の質を高めて生活リズムを安定させる、そのために就寝時刻を安定させることは大切なことの1つと言えます。
就寝時刻を安定させることは、起床時刻を安定させることとは異なり意識的にできると思います。
むしろ睡眠を改善する第1歩は就寝時刻を安定させることからです。
起床時刻を安定させる
また起床時刻が毎日異なっているとどのような問題が発生するでしょうか?
普段より遅く起きた日は全ての行動が後ろにずれてしまうという経験のある方、多いのではありませんか?
これこそが不安定な起床時刻がもたらす危険です。
そのまま1日を過ごしていれば、当たり前ですが就寝時刻も遅くなってしまいます。
さらにそのような生活が繰り返されると…。
きっと気づいたときには夜型生活に陥っていることでしょう。
安定した睡眠で得られるもの
睡眠の質が向上
毎日の睡眠習慣を整えることで、睡眠の質の向上が期待できます。
先ほどもお話ししましたが、就寝時刻が安定していると、身体には夜になると眠りにつくためのリズムが作られるようになります。
身体が自然に「いつもの就寝時刻に向けて睡眠モードに切り替えよう」と働いてくれるのです。
それにより、布団の中でなかなか寝付けないなどといった問題が解消され、入眠が安定します。
そうして寝つきの良さは深い眠りにも繋がるのです。
生活の質が向上
また深い眠りが得られると、身体がしっかりと休まり起床の準備も整った状態で朝を迎えられます。
すると目覚まし時計の音でスムーズに、毎日同じ時刻に起きられるようになります。
すなわち起床時刻も安定するのです。
良い朝は良い1日の元です。
良い目覚めが得られることで、朝から頭もシャキッとフル回転します。
睡眠が安定することで気持ちの良い朝が迎えられ、充実した生活を送れるようになるのです。
人生の質が向上
充実した睡眠と充実した生活、このような安定した生活リズムが繰り返されることは、充実した人生に繋がります。
人生を充実させるためには日々の生活が、今日も1日意味のある日だったと充実している必要があります。
また充実した日々を送るためには熟睡をして100%の元気な朝を迎えることが欠かせません。
このように睡眠は人生と密接に関わっているのです。
まとめ
寝れば寝るほど良いわけではありません。
特に寝れる日には寝れるだけ寝ればその方が良いわけではありません。
睡眠習慣を安定させ、効率の良い睡眠を獲得しましょう。
それが幸せな日々、幸せな人生に繋がるのですね。